2000年06月19日
プラ処理協、排プラ処理の現状紹介に「フロー図」
有効利用率は44%の上昇
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は16日、プラスチック製品が生産、廃棄、再資源化されるまでの各段階で、数量がどのように変わり、最終的にどのような形で処分されているかを分かりやすくグラフや表でまとめた「フロー図」(1998年)を作成した。樹脂生産量でいうと、98年の総生産量は1,391万トンだが、種類別にみるとポリエチレンがこのうち22.6%でトップ、続いてポリプロピレンは18.1%、塩化ビニル17.1%、廃プラ総排出量は948万トンとなっていて、樹脂別だけでなく容器包装や建材など分野別にもこの内訳が一目で分かるようになっている。
 また、これらの廃プラがどのように処理されたかも再生、固形燃料、油化/高炉原料など5通りに分けて紹介、それによると有効利用率は97年の42%から98年44%と2ポイント上昇している。

http://www.c-nt.co.jp/data/eco/recyclepla.html"">廃プラスチックの有効利用量と有効利用率の推移およびフロー図構成要素の詳細(抜粋)