2012年08月31日
東大院、疾病や感染のバイオマーカーの検出感度を100万倍向上
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)は31日、東京大学大学院が疾病・感染のバイオマーカーの検出感度を従来法の100万倍向上する方法を開発したと発表した。

東大院は、検出感度向上のため、1平方センチメートルに100万個の微小水滴を同時形成する超高密度微小水滴アレイデバイスを開発し、これを用いた「1分子デジタルELISA法(酵素結合免疫吸着法)」を確立した。

今回開発したデバイスは、コンパクトで使用方法も簡便であり、手のひらサイズのポータブル診断デバイスの開発につながると期待されている。