2012年09月03日
ユポ・コーポレーション、「静電吸着シート」の新商品
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ユポ・コーポレーション
ユポ静電吸着の新グレード「WESA 165」

合成紙世界大手のユポ・コーポレーション(本社:東京都千代田区、四宮利勝社長)は3日、静電気の力で吸着する「ユポ静電吸着」の新グレードを開発、「WESA 165」及び「WEJ 200」として販売開始すると発表した。

2枚の合成紙の間に吸着しやすい静電気を帯電させた。この2枚を剥がすと、両面とも平らな壁面にぴったり吸着する。

通常のシール、ステッカーのような剥離紙(セパレーター)を使用しないため、ゴミが発生しない。家庭用のインクジェットプリンターで印刷でき、鮮明な画像が得られるなどの特徴がある。各種ポスター類や店内装飾などに最適としている。

同社は1969年、三菱油化(現三菱化学)と王子製紙の折半出資により設立された王子油化合成紙が前身で、鹿島工場(茨城県)に年産28,000トンの製造設備を持つ合成紙の世界トップメーカー。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1346639255.pdf