2012年09月04日
カネカ、太陽電池の防眩モジュールを開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは4日、太陽電池の防眩モジュール(太陽電池の反射光の眩しさを抑えたモジュール)を開発し、一般住宅向けとして試験販売を開始したと発表した。来春の本格販売を目指す。

同社は従来から、瓦一体型モジュール「ヴィソラ」、ストレート瓦専用モジュール「ソルティレックス」を中心に意匠性にこだわったモジュールを展開してきた。しかし、屋根の北面に設置した場合、従来品では光を反射し、反射光が近隣住民に影響を及ぼす問題があった。

今回の防眩モジュール開発により、反射光が減少することによって近隣への反射光の問題を低減でき、全面に瓦一体型防眩モジュールを設置することで屋根全体の意匠性を向上させることが可能になった。

今回の防眩モジュールは、瓦一体型モジュールへの展開であるが、この技術を他の商品にも展開していく方針である。