2012年09月05日 |
プライムポリマー、HDPE13万トン設備 来年3月停止 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:プライムポリマー |
プライムポリマーは5日、合成樹脂の国内需要低迷に対処するため、姉崎工場(千葉県市原市)の高密度ポリエチレン(HDPE)製造設備1系列(年産能力13万トン)を2013年3月かぎりで停止することを決めたと発表した。 同社は現在、姉崎に13万トンのほか、市原(三井化学)に20万トン(11万トンと9万トンの2系列)と計年産33万トンのHDPE設備を持つが、今回停止を決めたのは姉崎の出光興産所有のプラント。停止後の能力は同20万トンとなる。 同社は今年6月20日、ポリプロピレン年産9万トン設備の停止を決めており、今回はこれに続く構造改善策となる。 今後はさらに事業基盤を強化し、製品の高付加価値化を急ぐ方針だ。 <設備停止の概要> (1)停止設備 : プライムポリマー姉崎工場内 高密度ポリエチレン製造設備 1系列 (2)設備能力 : 13万t/年 (3)設備稼働年 : 1975年 (4)停止時期 : 2013年3月 (5)生産能力 : 現状の年産33万トン設備は停止後20万トンに変動する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1346834273.pdf |