2012年09月05日
大日住友薬、抗悪性腫瘍性抗生物質、中国で輸入許可申請
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大日本住友製薬

大日本住友製薬は5日、抗悪性腫瘍性抗生物質アムルビシン塩酸塩(一般名、国内製品名:「カルセド」)について、先に中国国家食品薬品監督管理局(SFDA)に輸入許可申請を行ったと発表した。

中国で実施した進展型小細胞肺がんの新規患者を対象とした第3相臨床試験の結果、アムルビシン塩酸塩とシスプラチンとの併用療法は、小細胞肺がんの標準療法であるエトポシドとシスプラチンの併用療法に対し、主要評価項目である「全生存期間」において非劣性が検証された。

この結果を受けて同社はこのほど、小細胞肺がん治療薬としてSFDAに同剤の輸入許可申請を行った。