2012年09月06日 |
三井化学、上海にコンパウンド生産の新会社設立へ |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は6日、中国で展開している自動車用複合材事業が好調なため、新たに上海市金山区に機能性コンパウンド事業新会社「三井化学功能複合塑料(上海)有限公司」を設立すると発表した。 新会社は三井化学の100%出資とし、11月設立の予定。資本金や役員などは未定。2014年10月の運転開始をメドに年産能力11,000トンの新工場を立ち上げる。 新会社は、今後も中国市場で成長が見込まれる自動車の窓枠や表皮用途向けに熱可塑性エラストマー「ミラストマー」、また自動車用燃料タンクや食品包材向け接着性ポリオレフィン「アドマー」を製造販売する。 同社は現在、上海に「上海三井複合塑料」、広東省中山市に「三井化学複合塑料(中山)」を持ち、自動車材用コンパウンド事業を展開中だが、新会社は将来、これらグループ全体の拠点としていく方針である。 <新会社の概要> (1)会社名 三井化学功能複合塑料(上海)有限公司 (2)事業内容 ミラストマー・アドマーの製造販売 (3)所在地 中国上海市金山区 (4)生産能力 11,000 トン/年 (5)会社設立 2012年11月(予定) (6)営業運転開始 2014年10月(予定) ニュースリリース 中国における華東地区コンパウンド中核拠点の構築 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1346911655.pdf (英文) Establishment of Strategic Base for Compounds in China http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1346911655.pdf |