2012年09月06日 |
東レ、UAEの海水淡水化逆向け浸透膜を連続受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東レ |
東レは6日、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ザウラ(アジュマーン首長国)及びガリラ(ラス・アル・ハイマ首長国)の海水淡水化向けに相次いで逆浸透(RO)膜納入を受注したと発表した。 2つのプラントの合計造水量は1日当たり11.3万リューベで、いずれも来年度の稼働開始予定である。 東レはすでに、アラビア湾でバーレーン、クウェート、サウジアラビアなどの海水淡水化プラントへもRO膜を納入しており、業界トップの納入実績を持っている。UAEのアラビア湾内では、今まで大規模なROプラントが建設されていなかったが、新たなプラント建設にあたって東レの入実績が評価された。 東レはUAE国内でこの2案件を含め1日当たり48万万リューベ、FEWA管内(北部4首長国)では同24.5万リューベのプラントに納入することになった。 今回のプラント建設により、アラビア湾ではRO法の採用に弾みがつくと期待されている。 なお、東レのこれまでのRO膜累計出荷量は生産水量換算25.7百万リューベ/日、生活用水換算では1億人分を超える水量に相当する。 |