2012年09月07日
経産省、25年度概算要求額は1兆1648億円
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は7日、平成25年度概算要求額として、一般会計3,751億円、エネルギー対策特別会計繰入れ7,898億円、合わせて1兆1,648億円を要求していくことを決めた。厳しい財政事情から、今年度に対して10%(797億円)の削減を行う。

一方、通常要求のほか、特別重点要求として2,572億円(一般会計659億円、エネ得会計1,913億円)を予算に繰り込んだ。

また、25年度の経済産業政策の重点として、
(1)日本再生のため大震災の復興・復旧に全力を挙げて取り組む
(2)24年7月に閣議決定した「日本再生戦略」のうち、グリーン、ライフ、農林漁業、中小企業を対象にした4大プロジェクトを最重要事項と位置づける
(3)エネルギー・環境政策を再設計し、当面の電力需給の安定化、新たなエネルギー需給構造の構築、資源・化石燃料の安定的な供給確保、“稼げる”産業・起業群の創出を図る
(4)エネルギー制約下での新たな産業構造の構築
などを掲げた。「府省の垣根を超えた連携を推進し、効果的な事業の実施を図る」としている。