2001年01月05日 |
BASF、韓国・麗水の石化計画で地方当局の承認を取得 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFはこのほど、昨年11月に発表した韓国・麗水におけるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)増設やTDI(トルイレンジイソシアネート)新設をはじめとした石油化学コンプレックス計画について、このほど麗水および全羅南道の承認を取得した。すでに同社は、麗水に用地を取得しており、2003~2004年にかけて相次いで新増設を完成させる考え。 BASFは昨年10月31日にKICOX(韓国産業団地工団)と契約、麗水に52万8,000平方メートルの用地を取得している。麗水ではすでにMDI10万トン設備が稼動しているが、追加取得した用地を含め工場面積は72万6,000平方メートルに拡大している。 今後BASFは、MDI6万トン増設や、TDI14万トン新設、ニトロベンゼンおよびアニリンなどの新設備の建設を進め、2003~2004年には麗水で一大コンプレックスの構築を目指す。 |