2012年09月12日
エーザイ、米セービンワクチン研究所と熱帯病ワクチン開発で提携
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは12日、顧みられない熱帯病(NTDs)であるシャーガス病およびリーシュマニア症をターゲットとしたワクチン開発を支援するため、米国セービンワクチン研究所(本部:ワシントンD.C)に対して、エーザイが創製したワクチンアジュバンドであるE6020および同化合物の関連情報を提供する契約を締結したと発表した。

シャーガス病およびリーシュマニア症は、NTDsの中でも診断や治療が難しく、革新的かつ強力な疾病管理を必要とする疾患に位置付けられている。

今回の提携は、セービンワクチン研究所が持つNTDsの開発における強みと、新薬開発型の製薬企業であるエーザイが持つ化合物やナレッジを融合する新たなプロダクツ・デベロップメント・パートナーシップ(PDP)であり、これら疾患の治療ワクチンの早期かつ効率的な開発な実現につながると期待されている。