2012年09月12日 |
農水省が遺伝子組換え実態調査、生物多様性への影響なし |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は12日、「平成23年度遺伝子組換え植物実態調査結果」を発表した。その結果、生物多様性への影響が出ていないことが確認された。 同省は遺伝子組換えセイヨウナタネや遺伝子組換えダイズの輸入や流通を認めているが、生物多様性への影響を調べるため、実態調査を平成18年度から実施してきた。 平成20年度までの3カ年の調査では、遺伝子組換えセイヨウナタネの生育はほぼ同じ場所に限られ、交雑可能な近縁種であるカラシナまたは在来ナタネとの交雑体は発見されなかった。 21年度、22年度、23年度も同様の結果が得られた。今後同省では、環境省が実施する超s結果も踏まえて、平成21年度から23年度までの調査結果を総合的に解析する。 |