2012年09月14日
協和キリン、大塚製薬に造血幹細胞移植前治療薬の権利返還
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンと大塚製薬は14日、協和キリンが保有する造血幹細胞移植前治療薬「ブスルファン」(一般名:ブスルファン)の日本およびアジア6カ国・地域(中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ)における開発および販売権を、ライセンス元である大塚製薬に返還することで合意したと発表した。

両社は、2013年3月31日に契約を完了する。同年4月1日以降、日本およびアジア地域におけるこれらの権利を大塚製薬に返還しする。大塚製薬は協和キリンに21億円を支払う。

大塚製薬は現在、世界57カ国で販売しているが、これらの権利返還を受け、米国、カナダを含む世界9カ国で販売することになる。