2012年09月18日 |
8月のPS国内出荷、3カ月連続の5万トン割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は18日、8月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。 PSの生産は、4万6696トン、前年同月比3%増だが、再び5万トン割れとなった。 国内出荷は4万4519トン、同4%減で3カ月連続の5万トン割れとなり、2009年1-2月のリーマンショック時とほぼ同じレベルまで落ち込んだ。円高を背景に輸入品が増加しているとみられる。 国内出荷の用途別実績をみると、電機・工業用が同22%減の6882トンで7000トンを割り込み、1988年以降の単月では過去最低の水準に落ち込んだ。包装用が2万1050トン、雑貨・産業用が4898トンでいずれも同2%減となった。フォームスチレン(FS)用は1万1689トン、同4%増で2カ月連続のプラスだった。 輸出は、1943トン、同4%減で5カ月連続の前年割れとなった。PSの出荷合計は4万6462トン、同4%減で、2月以来6カ月ぶりに5万トン割れとなった。 一方、SMの生産は20万9495トン、前年同月比10%減で9カ月連続の前年割れとなった。 国内出荷は、PSの需要減もあって11万2781トン、同1%減にとどまった。輸出は8万6738トン、同27%の大幅減となった。出荷合計は19万9519トン、同14%減で17カ月連続の前年割れとなった。 ニュースリリース参照 ○PS生産出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1347955319.pdf ○PS用途別 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1347955319.pdf ○SM生産出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1347955319.pdf ○SM用途別 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1347955319.pdf |