2012年09月20日
協和キリン、「東北バイオ教育プロジェクト」スタート
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは20日、全国で先端科学教育を手掛けるリパネス(本社・東京都新宿区、丸幸弘社長)と共同で、復興応援プロジェクトの一環として、東北地域の高校を対象にバイオ産業の次世代を育成する「東北バイオ教育プロジェクト」をスタートさせたと発表した。

これまでに岩手・宮城・福島3県の高校から「バイオ教育指定校」を募集し、次の2校を参加校として選んだ。

<岩手県>
岩手県立高田高等学校(テーマ・津波の被害を受けた土壌調査と微生物叢の調査)
<宮城県>
宮城県立水産高等学校(テーマ・水産発酵調味料に関与する微生物の性状に関する研究)

福島県は該当校がなかったが、引き続き10月末日までテーマを募集する。

参加校は今後、生徒自身が研究テーマを掘り下げ、実験計画を策定し、未知の研究課題に挑む。協和発酵キリンとリバネス社はこれらの取り組みを支援する。また、参加校間の研究ネットワークづくりや、参加校と大学の研究機関とのネットワークづくりを応援する。