2012年09月20日
田辺三菱、インドネシアで関節リウマチ治療薬を発売
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は20日、ヒト型抗ヒトTNFaモノクローナル抗体製剤「シンポニ―皮下注50mg」(一般名:ゴリムマブ遺伝子組換え)について、インドネシアで関節リウマチ、乾癬および強直性脊椎炎を効能・効果として、連結子会社のタナベインドネシアを通じて販売を開始したと発表した。

これは、ヤンセン・バイオテク社で創製、開発された皮下注射タイプのヒト型抗ヒトTNFaモノクローナル抗体製剤。

関節リウマチなどTNFaが関与している炎症性自己免疫疾患に対する治療薬として開発が進められ、欧米では2009年に承認されて以来、すでに世界50以上の国と地域で承認されている。

また、日本では、「既存治療で効果不十分な関節リウマチ」を効能・効果としてヤンセンファーマが2011年7月に製造販売承認を取得し、同社と田辺三菱が共同で同年9月から発売している。