2012年09月27日 |
JST、科学技術情報の無料探索サービスを開始 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:科学技術振興機構 |
科学技術振興機構(JST)は、これまで試行的に公開してきた、誰でも無料で科学技術情報を探索できるサービス「J-グローバル」をリニューアルし、26日に正式公開を開始した。 これまで、別々のデータベースとして存在していた論文、特許、研究者などの異なる科学技術情報を一元的に登載し、それらの情報を著者(発明者)、引用・非引用、キーワードなどで相互につないで関連する情報を次々にたどり探索することのできるサービス。 産学連携における共同研究者探し、研究開発の計画立案時における課題探索、課題解決のためのヒント探しなど、分野や業種を超えた知の発見や新たな発想の支援を目的としてスタートさせた。 平成21年3月から試行的に公開し、年間5400万件の利用があつた。 今回のリニューアルでは、検索結果表示画面など利用者が直接触れる部分を中心に、直感的な操作を可能にするインターフェイスへ改善した。 また、JSTが長年にわたり整備してきた科学技術用語を体系化した「シソーラスmap」を新たに登載し、探索に使う専門用語を簡単に見つけられるように改善した。 さらに、試行開始時と比較して論文情報を約5倍の3175万件に増やし、特許引用情報を追加するなど、登載情報の量と質を充実させている。 「J-グローバル」のアドレスはhttp://jglobal.jst.go.jp |