2012年09月28日 |
農業復興へ「生物農薬普及シンポ」11月7日・仙台 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:出光興産、信越化学工業、住友化学 |
日本バイオロジカルコントロール協議会(信越化学など4社で構成)の「第16回講演会」と、日本微生物防除協議会(出光興産、住友化学など4社のほか大学、研究機関などが参加)による「第5回環境保全型農業シンポジウム」が11月7日、仙台市青葉区(宮城県)の仙台市戦災復興記念館で共同開催される。農水省、宮城県などが後援。 日本バイオロジカルコントロール協議会は農業分野で天敵昆虫、微生物、フェロモン等による病変害の生物的防除の普及と技術開発を目指してきた。微生物防除協議会は、微生物防除剤を活用した環境保全型農業の全国的な普及に力を入れてきた。 今回は、震災後の農業復興を目指す東北で「生物農薬を中心としたIPM(経済性を考慮しながら化学農薬だけに頼らず、複数の防除手段を組み合わせた防除体制)について話し合う」のが一つの目的。 宮城県農業・園芸総合研究所の増田俊雄氏が「震災復興後の宮城県におけるIPMの取り組み」について報告するほか福島県農業総合センター、宮崎大学、秋田県立大学、鹿児島県、静岡県など各地の農業関係者や研究者が「天敵昆虫の利用」や「IPM推進」をテーマに講演する。 参加費は3000円(講演要旨代として) 申し込み締め切りは11月2日。 問い合わせ先は、共催シンポジウム事務局 (TEL:03-3643-0633) |