2012年09月28日 |
8月の石油統計速報、燃料油生産 2カ月連続前年割れ |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
経産省・資源エネルギー庁が28日発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,777万キロリットル、前年同月比102.9%と前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 536万kl(前年同月比106.9%) (2)アラブ首長国連邦 377万kl(同93.0%) (3)カタール 235万kl(同136.9%) (4)クウェート 173万kl(同277.6%) (5)ロシア 73万kl(同74.5%) だった。 同月の中東依存度は84.3%で前年同月比1.5ポイント増と、9カ月ぶりに前年を上回った。 燃料油の生産は1,642万kl、前年同月比98.7%と2カ月連続して前年を下回った。油種別にみると、ガソリン、灯油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、軽油及びA重油は前年を下回った。 <8月のナフサ生産・出荷量> 単位:KL ( )前年同月比% ・生産 1,468,443(86.7) ・輸入 2,103,131(91.1) ・販売 3,789,551(91.9) ・月末在庫 1,504,543(86.6) |