2012年10月02日 |
アステラス製薬の新規関節リウマチ薬、米社にライセンス |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は2日、同社が創製した新規関節リウマチ薬(ASP015K)について、米国ヤンセン・バイオテック社との間で日本を除く全世界を対象とする独占的開発権・商業化権のライセンス契約を締結したと発表した。 同剤はアステラス製薬が関節リウマチを対象疾患として開発中の、新規の経口JAK(Janus Kinase)阻害剤で、これまでの乾癬患者を対象とした前期第2相臨床試験で良好な改善効果が示された。現在、さらに合計3つの後期第2相臨床試験を米国/欧州、日本で実施中である。 今回の契約に基づき、ヤンセンは提携地域における同剤の独占的開発権・商業化権を取得する。 アステラス製薬は、ヤンセンから契約締結時の一時金として65百万ドルを受け取る。さらに、開発・商業化の進展に応じて最大880百万ドルのマイルストンを受け取る。 これによるアステラス製薬の2013年3月期業績予想は変更ない。 |