2012年10月02日
味の素、インドネシアに香粧品素材生産の合弁会社
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:味の素

味の素は、アミノ酸を原料とする香粧品素材の製造能力拡大とアジア地域の成長に対応するため、インドネシアの化学系上場企業であるラウタン ラス(LTL)社との間で、合弁会社「ラウタン味の素・ファイン・イングリーディエンツ」を設立することで合意した。

合弁会社は今年12月に設立予定で、資本金は300万米ドル(約2.4億円)。出資比率は味の素66.67%、LTL社33.33%。

味の素の香粧品素材の生産拠点は、現在、川崎工場と東海工場であるが、今後、アジア地域を中心とした新興市場の伸びが期待できるため、市場立地でかつ香粧品素材の主原料であるパーム油などの原料立地としても有望なインドネシアに生産拠点を確立することで、香粧品素材の供給能力を現状の約1.3倍に強化することにした。