2012年10月03日
武田薬品、インドの製薬会社と共同研究契約を締結
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は3日、インドの研究開発型製薬企業であるAdvinus社(本社:バンガロール)との間で、炎症性・中枢神経系・代謝性疾患を中心とした疾患領域における新規創薬標的を対象にした3年間の共同研究契約を締結したと発表した。

この契約により武田薬品は、共同研究を通じて創出された新薬候補化合物に対する全世界を対象とした販売権を保有する。

また、共同研究期間中、研究費としてAdvinus社に3600万米ドルを支払うとともに、新薬候補化合物の選定に対して合計900万米ドルを支払う。さらに将来、開発の進捗に応じて1製品当たり最大で4500万米ドルのマイルストンならびに全世界での販売額に応じたロイヤルティを支払う可能性がある。