2012年10月04日
理研、遺伝子組換え生物の不適切使用問題で再発防止策
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:理化学研究所

理化学研究所は4日、文部科学省から同日、遺伝子組換え生物の不適切な使用について厳重注意を受けたため、再発防止策を決定した、と発表した。

これは、1999年に寄託を受けた遺伝子組換え菌株の1株を「遺伝子組換え生物等の規制法」に基づく表示及び情報提供を行わずに保管・運搬・提供を行っていた「不適切な使用」について、文科省から厳重注意を受けたことへの対応である。

再発防止策は、(1)遺伝子組換え生物の使用に係る調査を毎年実施する(2)実験室巡視の際に表示についても点検を行う(3)情報提供および輸送物の表示の添付をさらに徹底・周知するーなどで、速やかに実施する。