2012年10月05日
JBAセミナー「新植物育種技術の開発と産業への利用」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

バイオインダストリー協会(JBA)は11月27日午後2時から、東京・中央区の同協会で「新植物育種技術の開発の現状と産業利用に向けた課題」と題するセミナーを開催する。

近年、新育種技術 NBT(New Breeding Technology) に関する議論が国際的に始まっている。、後の世代に遺伝子操作の痕跡を残さない形での品種改良や分子育種が可能となってきたためで、これら技術は、従来の組換え法に比べて簡便なため実作物への応用が期待されるが、一方では、これら新技術で作成された植物の取り扱い上の課題(規制・環境影響)も残されている。セミナーでは、これに関する最新情報を研究者から聴く。また植物以外の動物や微生物への応用・展開についても考える。終了後交流懇親会。

<プログラム>
 「新植物育種技術の研究・開発動向」 筑波大学 遺伝子実験センター教授  鎌田 博氏  
 「非病原性ウィルスを用いた新育種技術の開発と応用」  岩手大学 大学院農学研究科教授  吉川信幸氏  「植物における新ゲノム改変技術の開発と応用」 農業生物資源研 農業生物先端ゲノム研究センター ユニット長  土岐精一氏  
 「動物におけるゲノム編集技術の開発と応用」  広島大学 大学院理学研究科教授  山本 卓氏  
 総合議論 「研究開発・産業利用へ向けての課題」  大阪府立大学 生命環境科学研究科教授 小泉 望氏

参加費は、講演会はJBA会員:無料、 非会員:5000円。交流懇親会費(別途):1000円

定員:60人。

問い合わせ先はJBA事務局(TEL:03-5541-2731)