2012年10月05日
中外製薬、抗悪性腫瘍剤「アバスチン」効能追加申請
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は5日、抗悪性腫瘍剤「アバスチン」について、卵巣がんに対する効能・効果追加の承認申請を同日、厚生労働省に行なったと発表した。

同社は2010年12月、同省から卵巣がんへの「アバスチン」の投与について、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」の審議結果に基づき開発要請を受けていた。

今回の申請は、初回治療の卵巣がんの患者を対象とした二つの第3相臨床試験(米国および欧州等で実施)に基づくもので、いずれの試験でも、標準化学療法に「アバスチン」を投与することの有用性が確認された。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1349418241.pdf