2012年10月09日
「BioJapan 2012」10日開幕 基調講演に小林三菱ケミ社長ら
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

アジア最大級のバイオ国際見本市となる「Bio Japan 2012」が10月10日-12日、横浜市のパシフィコ横浜で開催される。

「展示会」と「セミナー」、「ビジネスパートナリング・ミーティング」3部門で構成され、世界各国からバイオテクノロジー業界の研究者や経営幹部が集まる。広い会場やホテル周辺は“バイオ一色”で埋まる。

14回目となる今回の全体テーマは「アジア発オープンイノベーション新時代」。

主催の組織委員会によると、今年のBioJapanには、世界20カ国から約15,000人が展示会、セミナーに参加する。このうち1,000人がマッチングシステムを活用したビジネスパートナリング・ミーティングを行う予定だ。

今年の特徴は「新マッチングシステム」の立ち上げ。欧米のイベント会場ではよく見かけるが、日本にはこれまで本格的なマッチングシステムを導入した展示会はなかった。「新たなパートナーを模索する企業にとって、アライアンス拡大の場になれば」と主催団体では言っている。

基調講演は、日本製薬工業協会の手代木功会長(塩野義製薬社長)、元米国FDAのアンドリュー・エッシェンバッハ長官、三菱ケミカルホールディングスの小林喜光社長が行う。

展示で会場は「ライフ」(医療、創薬など)「グリーン」(バイオ燃料、バイオプラスチックなど)「機能性食品」「クラスター&ベンチャー」を4大テーマに、最新の技術や商品を紹介する。

前回大会(2011年)は、展示会入場者11,940人、セミナー受講者5,4002人だった。