2012年10月09日
昭和シェル石油、扇島パワーステーション3号機を建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和シェル石油

昭和シェル石油は9日、東京ガスと共同出資の扇島パワー(本社:横浜市、松本隆司社長)が扇島パワーステーションの3号機建設を決めたと発表した。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたガスタービン・コンバインドサイクル方式を採用。発電能力40.7万キロワットで2012年11月に着工、2016年3月までに完成の予定。

既存設備と合わせた発電能力は、122.1万キロワットとなり「電力需給逼迫の緩和に貢献できる」としている。

扇島パワーは2003年、昭和シェル(25%)と東京ガス(75%)の共同出資により設立。東ガス扇島工場に隣接した東亜石油タンクヤード跡地を利用して、ガスタービン・コンバインドサイクル方式による火力発電設備を建設し、発電および供給事業を行っている。

<扇島パワーの概要>
◇名称  株式会社扇島パワー
◇本店所在地  神奈川県横浜市鶴見区扇島2番1
◇代表者 代表取締役社長 松本 隆司
◇事業内容 発電および電力の供給事業、電力の売買事業等
◇資本金  53億5000万円
◇設立  2003年8月1日
◇株主及び持株比率  東京瓦斯75%、昭和シェル石油25%

<扇島パワーステーション3号機の概要(予定)>
◇発電方式 ガスタービンコンバインドサイクル発電
◇発電端出力  407,100kW(1~3号機合計 1,221,300kW)
◇発電端効率  約58%(低位発熱量基準)
◇燃料  天然ガス
◇建設計画  2012年11月に着手、2016年3月までに運転開始予定