2012年10月15日 |
バイエル、「ソーラー・インパルス」 2015年世界一周 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(海外) 【関連企業・団体】:バイエル |
バイエルは15日、「ソーラー・インパルス」への取り組みを強化し、2015年初を目標に「無燃料世界一周飛行」を 達成する計画だと発表した。 2013年後半には2代目となる新型「ソーラー・インパルス」を完成させる。初代モデルは新たなミッションへの挑戦に利用される。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/34382 バイエルマテリアルサイエンスによると、機体には同社が開発した革新的なポリウレタンフォームを断熱材として使用する。これにより、夜間はマイナス50℃、日中はプラス50℃という激しい温度変化にも耐えることができる。 また材料の削減と軽量化のためにカーボンナノチューブを採用する。飛行機は翼面積を拡大し、翼に搭載する太陽電池の数を増やすようにする。 「現在進行中のモデルは、エアバス旅客機と同じ幅の翼を備え、重量は中型車と同程度。両翼部分には12,000個の太陽電池を搭載している」「すでに設計段階の80%、組立段階の50%は完了した」としている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1350268860.pdf |