2000年12月26日 |
PEフィルムの輸入、依然として活発 |
11月は前年比123.3%の5,504トン |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
ポリエチレンフィルムの輸入は依然として活発で、通関統計の中のシートや板を含めたいわゆる「ポリエチレンフィルム等」の項目の11月の輸入通関数量は5,503.539トンとなった。前月比は110.2%、前年同月比は123.3%である。 船積み国別では、韓国が1,816.179トンで引き続きトップを占めている。前年同月比は122.7%となっている。後はマレーシアの1,479.381トン、台湾の609.100トン、米国の397.860トン、フィリピンの297.303トン--などが続いている。この中では、マレーシアの対前年同月比が146.1%となっている点が特に目立つ。 注目の平均単価は、1キログラム当たり178.7円で、国産品のレベルをかなり下回っている。 これに伴い、今年1月から11月までの累計は5万5,868.228トンとなった。前年同期比は130.1%と高い。うちトップは韓国の1万6,016.865トンで、前年同期比は119.2%となっている。これに続くのはマレーシアで、1万5,163.126トンと韓国に肉薄している。伸び率は87.8%と極めて高い。他の国の数量は、台湾の7,757.138トン、米国の4,281.862トン、フリピンの1,435.055トン--などとなっている。 |