2012年10月19日
田辺三菱、長生堂製薬との資本提携を解消
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は19日、長生堂製薬(本社・徳島市、播磨久明社長、資本金3億4020万円)との間で締結したジェネリック医薬品事業を中心とした包括的な資本業務提携に関する基本合意書を解約し、田辺三菱が保有する長生堂株式(持株比率51%)を長生堂の播磨社長に譲渡すると発表した。

田辺三菱は、ジェネリック医薬品事業を医薬品価値の多様化に対応する新たな事業機会と位置付け、2008年にジェネリック医薬品販売子会社の田辺製薬販売を設立するとともに、長生堂との間でジェネリック医薬品事業について資本提携を行った。

しかしこれまでの経過から、両社とも期待した成果が得られていないと判断、資本提携の解消で合意に達した。

田辺三菱および田辺製薬販売は、今回の資本提携解消により、ジェネリック医薬品事業戦略を早急に見直し、新たな枠組みによる継続的な事業活動を推進する方針である。