2000年12月25日 |
PE袋の輸入、11月は史上最高の規模に |
合計2万4,445トンで、平均単価は162円 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
ポリエチレン袋の11月の総輸入数量は2万4,445.497トンとなった。月間輸入量としては昨年11月の2万3,423.752トンを抜く史上最高の規模である。 前月の実績に対しては4.4%増、また、前年同月に対比すると5.3%増ということになる。1キログラムあたりの平均通関単価は161.5円である。 11月の国別の通関数量では、中国が8,507.440トンで引続き他の国を大きく引き離している。第2位はタイの4,264.529トンで中国の2分の1である。中国品の平均単価は同163.1円なので平均を上回っている。それにもかかわらず断然他を圧倒しているのは同国のプラスチック企業の多くがPE袋の大量輸出によって業績の向上を図る戦略を取っているせいと見られている。 中国とタイ以外の主要国の11月の数量は、インドネシア品が3,876.501トン、マレーシア品が2,420.118トン、台湾品が1,934.718トン、フィリピン品が1,140.292トン、--などとなっている。 この結果、今年1月から11月までの総輸入数量は22万9,189.470トンとなった。前年同期14.0%上回る規模である。うち中国品は7万6,615.134トンで、前年同期を24.1%上回っている。以下は、タイの4万2,565.198トン、インドネシア品の3万5,920.223トン、マレーシア品の2万1,457.842トン、台湾品の2万067.380トン、フィリピン品の1万159.551トン--などが続いている。 |