2012年10月25日
NEDO、IT融合による新社会システムの開発・実証に着手
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は25日、IT(情報技術)融合による新社会システムの開発・実証プロジェクトに着手したと発表した。ITデータを活用し新産業の創出を目指す。

このプロジェクトでは、「都市交通」、「ヘルスケア」、「農商工連携」の3分野について、次世代の持続可能な社会システムを実現するビジネスモデルを構築するとともに、それらを支えるデータ処理基盤に関する先導研究を実施する。これら3分野では、2013年度末をメドにフィージビリティスタディ等を行い、実用化が見込まれるテーマに絞り込んだのち、2014年度以降に本格的な実証事業を開始する。

なお、「ヘルスケア」分野の採択案件をみてみると、「脳画像・臨床・ITの融合によるアルツハイマー病超早期診断と先制医療の実現」「診断と治療を貫くがん診療支援システム開発」「次世代医用クラウドシステムによる脳卒中に関する総合診断支援プラットフォームの開発」など6件を採択している。