2012年10月26日
エーザイ、ブラジル財団とマラリア・熱帯病薬開発で提携
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは25日、ブラジルのオズワルドクルス財団(本部:リオデジャネイロ)との間で、マラリアと顧みられない熱帯病(NTDs)に対する治療薬およびワクチン開発に向けて包括的な共同研究の提携で合意したと発表した。

今回の提携により両者は、エーザイが創製した化合物について、マラリアやNTDsの治療薬の開発プロジェクトを選定し、共同研究開発を行う。最初のプロジェクトとしては、活性型LTR9アンタゴニストである「E6446」およびその類縁化合物を、脳マラリアの治療薬として共同研究開発を進めることになる。