2012年10月30日 |
旭化成ファーマ、海外で血液凝固阻止剤の第3相臨床を開始 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:旭化成ファーマ |
旭化成ファーマ(本社・東京都千代田区、浅野敏雄社長)は29日、100%子会社の旭化成ファーマアメリカ(本社・米国マサチューセッツ州)がATR-123(一般名:トロンポモジュリン アルファ=遺伝子組換え)について、「凝固異常を伴う重症肺血症」を対象として海外における第3相臨床試験を開始したと発表した。 この試験は、北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアなどで、800人の患者登録を予定している。 ATR-123は、同社が開発し2008年に国内で「リコモジュリン」のブランドで発売した血液凝固阻止剤で、海外で開発を進めるため2006年に設立した米国Artisan社(現旭化成ファーマアメリカ)が全世界で後期第2相臨床試験を実施した。 |