2012年10月30日
協和キリン、ARQ197の第3相臨床試験中止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは30日、低分子化合物のARQ197に関する進行または転移性の非小細胞肺がん患者を対象とし、エルロチニブを併用したアジア(日本、韓国および台湾)での第3相国際共同治験の中止を決定したと発表した。

この臨床試験は、ARQ197とエルロチニブ併用群と、プラセボとエルロチニブ併用群を比較する試験である。
今年8月に安全性評価委員会が開催され、その勧告により、患者の登録を中断していた。
その後、追加調査を基に、再度安全性評価委員会が開催され、その勧告を受けて、臨床試験の中止を決定した。