2012年11月01日

三井化学・第2四半期　最終損失153億円

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学が1日発表した2012年4-9月期連結決算は、厳しい事業環境の中で最終損益が153億円の赤字となった。世界景気の減速による需要低迷と歴史的な円高推移の影響を受けた。 売上高は前年同期比10％、753億円減少したが、このうち岩国大竹工場の事故による販売数量減少の影響は461億円で、石化製品の市況下落等による影響が292億円あった。 石化セグメントは全体として売上は堅調に推移したが、損益面では交易条件悪化が大きく響いた。基礎化学品セグメントはフェノールや高純度テレフタル酸などが需要低迷と市況下落の影響を受けた。ウレタンは売上が好調、機能樹脂セグメントも全体的に堅調だった。通期業績予想を下方修正。 【三井化学・第2四半期(連結)業績】単位:百万円 (　)前年同期比増減率% ◇売上高　　　　　680,517(△10.0) ◇営業利益 　　　 　1,479(△94.9) ◇経常利益　 　 　△2,508(ー) ◇当期純利益 　 △15,283(ー) ◇1株当たり純利益　　△15.28円(13.34円) ＜2013年3月期・通期（連結）予想＞ ◇売上高　　　　　1,430,000(△1.7) ◇営業利益　 　　　 23,000(6.7) ◇経常利益　 　　 　18,000(△21.3) ◇当期純利益 　　 　 5,000(ー) ◇1株当たり純利益　　4.99円 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1351744158.pdf （英文） Summary of Consolidated Financial Results for Second Quarter of FY2012 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1351744158.pdf