2012年11月01日 |
昭和電工・第3四半期減収益、純利益112億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工が1日発表した2012年第3四半期(1-9月)連結決算は、最終利益が36%減の112億円だった。エレクトロニクスセグメントはハードディスクの数量増によって増収となったものの、大分エチレンプラントの設備不調による一時停止や自動車空調用熱交換器事業の譲渡によるアルミニウムセグメントの減収が響いた。営業利益はエレクトロニクスセグメントは増益、石油化学および無機セグメントは減益となった。 同社の酒井仁和・取締役執行役員CFOは石化部門の減収益について「大分のエチレンプラントの運転停止で500億円の減収となった。昨年はフル稼働状態だったが、今期は90%操業にとどまっており、その分が営業損益に現れた」と説明。四半期ベースの営業利益の推移については「7-9月に少し戻しているが全体でみると横ばいで、なお厳しい状況が続いている」と表情を引き締めていた。 通期業績予想を下方修正。 【昭和電工・第3四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 546,944(△14.8) ◇営業利益 23,820(△38.7) ◇経常利益 19,751(△39.8) ◇当期純利益 11,237(△35.8) ◇1株当たり純利益 7.51円(11.70円) <2012年12月期・通期(連結)予想> ◇売上高 750,000(△12.2) ◇営業利益 32,000(△32.4) ◇経常利益 27,000(△32.5) ◇当期純利益 10,000(△41.1) ◇1株当たり純利益 6.68円 |