2012年11月07日
電気化学工業・第2四半期 純利益25%減、53億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:電気化学工業

電気化学工業が7日発表した2012年4-9月期連結決算は純利益が前年同期比25%減の53億円だった。

主力のスチレンモノマー事業で生産体制を見直し、千葉地区の製造設備を2基から1基体制に移行したため売上高が大幅減少した。半導体封止材用の球状溶融シリカフィラーや電子包材は需要が回復に向かい、ほぼ前年並みに推移した。

医薬部門では関節機能改善剤(高分子ヒアルロン酸製剤)が順調だったほか、デンカ生研の試薬の販売が増加し増収となった。

通期予想を下方修正した。

【電気化学工業・第2四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     164,164 (△10.5)
◇営業利益     9,803 (△16.6)
◇経常利益      8,448 (△21.8)
◇当期純利益     5,265 (△24.6)
◇1株当たり純利益  11.02円 (14.23円)

<2013年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高      346,000 (△5.1)
◇営業利益      20,000(△3.4)
◇経常利益      17,500(△7.9
◇当期純利益     11,000(△2.9)
◇1株当たり純利益  23.17円