2012年11月07日
ダイセル、網干工場にコージェネ完成、必要電力100%自給
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルは7日、姫路製造所網干工場(兵庫県)で導入を進めていた都市ガス・コージェネレーション設備が商業運転を開始したと発表した。

昨年7月に着工し今年7月に完成、試運転の後商業運転に入っていた。電気事業法に基づく安全管理審査も完了。

同設備の稼動により、網干工場の自家発電の合計出力は約80MWとなる。
これにより必要電力をほぼ100%自家発電で賄うことが可能となり、電力購入量の低減によるコストメリットが見込まれる。また、CO2削減により環境負荷の低減も同時に達成することができる。

コジェネレーション設備には、川崎重工業が開発した世界最高効率を有する最新鋭のガスタービンを導入した。、発電出力30メガワット、蒸気発生量は45トン/時。これまでに実施した性能試験で発電効率約36%、コージェネ総合熱効率約86%を達成している。