2012年11月09日 |
三井化学、シンガポールに「エボリュー」30万トン工場 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は9日、子会社のプライムポリマー(大多和保彦社長)が、シンガポールにメタロセンポリマー「エボリュー」の新会社を設立し、年産30万トンプラントを新設すると発表した。総投資額は100億円強。2014年末完成の予定。 「エボリュー」は、強度、密封性、ヒートシール性などに優れた高機能の先端樹脂で、食品包装用フィルムを中心にアジア地域でも今後需要の急拡大が見込まれている。 プライムポリマーは2011年11月、市原工場(千葉県)のプラント生産能力を年産24万トンから30万トンに増強したが、さらにシンガポールに大型プラントを新設し、成長を続けるアジア市場を取り込むことにした。 グループ企業でフィルム大手の三井化学東セロは、先にタイに合弁会社を設立、同国ラヨン県にフィルム工場を建設中だ。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/33905 |