2012年11月09日 |
電気化学、青海工場の自家発電体制強化へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は、電力の安定確保とクリーンエネルギーの利用拡大を図るため、既存水力発電所の能力アップに取り組む。新規水力発電所建設の検討にも乗り出す方針だ。 同社は現在、大網発電所(発電能力2万5900kW)など水力発電所15カ所で最大出力約11万kWの水力発電能力を所有している。水力発電所はクリーンエネルギーでCO2排出削減に大きく貢献することから、次の100年間(2015年に創立100周年を迎える)もこの貴重な設備を保てるように全面的なメンテナンスを行う。2015年までに2007年度比で全体の発電能力を10%アップする。 さらに、2017年完成を目標に新規の水力発電所建設の検討に乗り出す方針である。詳細は今後検討する。 これらにより、電力需給がひっ迫化する状況下でも、安定的に必要電力を確保できる体制を構築する。 |