2012年11月12日
鹿島電解・鹿島塩ビモノマー、信越化学子会社に再編
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子、カネカ、信越化学工業、三菱化学、ADEKA

鹿島コンビナート地区で「鹿島電解」、「鹿島塩ビモノマー」を共同運営中の旭硝子、ADEKA、カネカ、信越化学工業、三菱化学の5社は12日、今後の運営に関する協議が以下の通りまとまったと発表した。

(1)旭硝子、ADEKA、カネカの3社は、鹿島電解、鹿島塩ビモノマー両社へのを引き揚げ、信越化学と三菱化学の両社が出資を継続する。今後は信越化学の子会社として運営する。
(2)鹿島電解が行なっているバース設備の運営は、新たに共同出資会社「鹿島バース」を設立し、事業移管する。

【鹿島電解】
◇現状 旭硝子 25%、ADEKA 23%、信越化学 23%、三菱化学 21%、カネカ8%。
◇再編完了後(12月下旬予定) 信越化学 79%、三菱化学 21%
(生産能力) 苛性ソーダ年産40万トン

【鹿島塩ビモノマー】
◇現状 信越化学 50%、三菱化学 25%、旭硝子 10%、カネカ 10% 、ADEKA 5%。
◇再編完了後(12月下旬予定) 信越化学 70.6%、三菱化学 29.4%
(生産能力) 塩ビモノマー年産60万トン

<鹿島バース株式会社>
(1)設立  2012年12月下旬(予定)
(2)代表者 木口 誠
(3)出資比率 旭硝子 25%、ADEKA 23%、信越化学 23%、三菱化学 21%、カネカ8%。
(注 :設立後1カ月以内をめどに下記に変更)
◇旭硝子38% ◇ADEKA 13% ◇信越化学 23% ◇三菱化学 21% ◇鹿島電解 5%。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1352701728.pdf