2012年11月13日
JST、二酸化炭素排出抑制の革新的技術で公開シンポ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:科学技術振興機構

科学技術振興機構(JST)は、「二酸化炭素排出抑制に資する革新的技術の創出」で公開シンポジウムを来年1月25日に東京都港区のコクヨホールで開催する。参加費は無料(事前登録が必要)。

シンポジウムでは、平成20年度採択課題研究成果報告として、「高効率熱電変換材料・システムの開発」と「有機薄膜太陽電池の高効率化に関する研究」の報告が行われる。

次にポスターセッションとして、平成20年採択課題の「低炭素社会のためのs-ブロック金属電池」、「熱帯泥炭の保全と造林による木質バイオマス生産」の2件、平成21年度採択課題で「CO2固定の新規促進機構を活用したバイオマテリアルの増産技術開発」、「海洋性藻類からのバイオエタノール生産技術の開発」、「海洋微細藻類の高層化培養によるバイオディーゼル生産」の3件、平成22年度採択課題で「固体界面を制御した全固体二次電池の創製」、「革新的全固体型アルカリ燃料電池開発のための高性能OH-イオン伝導膜の創製と燃料電池システム設計基盤の構築」、「高選択的触媒反応によるカーボンニュートラルなエネルギー変換サイクルの開発」、「超低損出パワーデバイス実現のための基盤構築」の3件が報告される。

さらに、平成21年度採択課題の研究成果報告として、「異種接合GaN横型トランジスタのインバータ展開」、「プロトン型大容量電気化学キャパシタの研究」の2件の報告を行う。

またパネルディスカッションでは「二酸化炭素排出抑制・削減技術の将来ビジョン」をテーマに議論を展開する。
終了後に、交流会(参加費3500円)を実施。

問い合わせ先は、JST戦略研究推進部グリーンイノベーショングループ(TEL:03-3512-3531)。