2012年11月13日 |
クレハ・増収増益 医農薬・ラップフィルムなど堅調 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:クレハ |
クレハが13日発表した2012年4-9月期連結決算は、前年が大震災の影響を受けたこともあり増収増益だった。 セグメント別では機能製品事業は減収益となったものの、医農薬などの化学品や家庭用ラップフィルムなどの樹脂製品事業が堅調に推移し業績を押し上げた。 「太陽電池向け断熱材や、リチウムイオン二次電池用バインダーなど新規分野の立ち上がりが予想より遅れておりこれらの事業環境変化にどう対応していくかが今後の課題だ。新しいマーケットの掘り起しや、景気に左右されない医農薬や家庭用品部門の強化が重要になる」(小林豊社長)。 通期予想を下方修正。 【クレハ・第2四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 63,718 (8.3) ◇営業利益 4,780 (13.4) ◇経常利益 3,713 (△6.2) ◇当期純利益 2,222 (ー) ◇1株当たり純利益 12.95円 (△5.68円) <2013年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 135,000 (5.2) ◇営業利益 9,000(40.4) ◇経常利益 6,500(△17.4 ◇当期純利益 2,500(71.2) ◇1株当たり純利益 14.56円 |