2012年11月15日
積水化学、インドネシアに車両部品成型事業で合弁設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業とインドネシアの射出成型品会社であるアディヤウィンサ(ADW社)は15日、インドネシアの西ジャワ州ブカシ市に、積水化学51%、ADW社49%の持ち分比率で、車両用途の射出成型品の製造販売を行う合弁会社「アディヤウィンサ セキスイ テクノ モールディング」を設立することで合意したと発表した。2013年1月1日に設立の予定。

積水化学グループのインドネシア進出は、昨年設立した販売会社セキスイ インドネシアに続くもので、事業会社としては今回が初めてである。

インドネシアでの日系車両メーカーのシェアは90%以上であり、日系部品メーカーの進出も期待されている。

積水化学のテクノ成型の射出事業は、同社高機能プラスチックスカンパニーの戦略事業分野である車両における主力事業の一つである。同事業では、世界経済をけん引する新興国市場における事業拡大を目指しており、昨年8月のインドでの事業会社設立に続き、今回、インドネシアにも進出することにした。

合弁会社は、2013年4月に生産・販売を開始し、2015年度には売上高30億円を目指す。