2012年11月16日 |
日化協、ICCAの「化学品管理報告書」日本語版を発行 |
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体) 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会(会長:高橋恭平・昭和電工会長)はこのほど、国際化学工業協会協議会(ICCA)がまとめた、「化学物質管理・進捗報告書」の日本語版を発行した。 化学業界はいま“2020年目標”、つまり「2020年までに化学品による人の健康や環境への悪影響を最小化する」という目標達成に向けて 、世界各国共同で化学物質管理の強化に取り組んでいる。 報告書は、ICCAが今年9月にケニア・ナイロビで開催された「第3回国際化学物質管理会議」で発表した、これまでの取り組みの進捗状況をまとめた報告書(Progress Report)を日本語に訳した。 「リスクの低減」や「ガバナンス」など、戦略的アプローチにに必要な構成要素のほか、自発的に取り組んでいる「レスポンシブル・ケア」、「長期自主研究(LRI)」、「高生産量化学物質(HPV)プログラム」などの活動状況を詳しく報告している。また温室効果ガスの排出量削減や再生可能エネルギーの高効率化の推進など、持続可能な社会へ向けた化学産業の取り組みも紹介している。 A4判・36ページ。 一般向け販売はしないが、日化協ウェブサイトからダウンロードできる。 |