2012年11月19日 |
タカラバイオ、米社の院内感染病原体検出試薬を販売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは19日、パソジェニカ社(米国マサチューセッツ州)と、院内感染病原体を次世代シーケンス技術で迅速に検出する研究用試薬 HAI BioDetection Kitの販売契約を締結したと発表した。 タカラバイオは、同試薬の日本での販売及び同試薬を用いた受託サービスを同日から開始した。 同試薬は、次世代シーケンサー技術を活用し、院内感染に関わる12種類の病原体(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌など)、700種以上の細菌系統及び18種類の抗生物質耐性遺伝子の検出が一度の解析で可能という特徴がある。 複数の病原細菌が混在するサンプルでも高感度で識別できる。これらの解析結果は、感染経路の特定、多種複合型感染の検出、感染制御管理などの研究に有用となる。 【パソジェニカ社の概要】 ◇会社名 :Pathogenica, Inc. ◇設立 :2009年 ◇代表者 :Yemi Adesokan, CEO ◇住所 :2nd Floor, 27 Drydock Avenue, Boston MA 02210 USA ◇事業概要 :次世代シーケンサー技術を用いた病原体迅速検出用試薬の開発・製造・販売。 |