2012年11月20日
10月の可塑剤生産、DOP 4カ月連続前年比増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会は20日、10月のフタル酸系・アジピン酸系可塑剤生産実績を発表した。

代表的なDOP(フタル酸ジオクチル)が7月以来4カ月連続で前年比プラスとなったが、「他の製品はよくない。全体的に回復したという印象はない。住宅関連では電線や床材、壁紙向けがまだ低調だ。復興需要は予想以上に遅れている」と、業界では販売先の動向に注目している。

【10月の可塑剤生産実績】 単位:トン ( )対前年同月比%
(フタル酸系)
◇合計   17,529 (93)
・DOP    13,074(110)
・DBP      66(66)
・DIDP      6(ー)
・DINP    4,338(72)
・その他     45(5)

(アジピン酸系)
◇生産合計   1,463(92)

(注)フタル酸系のその他にはイソフタル酸、テレフタル酸系を含む。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1353398445.xls