2012年11月21日
タカラバイオ、白血病の遺伝子検出法実施権を米社に供与
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオは21日、米国インビボ・スクライブ社(本社:カルフォルニア州)と同社が保有する、悪性度の高い急性骨髄性白血病の主要原因であるフルトスリー(FLT3)遺伝子の変異検出法に関する特許の日本国内における実施権を、インビボ・スクライブ社に許諾するライセンス契約を締結したと発表した。

現在、FLT3/ITD変異を標的とした分子標的薬の開発が世界中で行われている。これらの分子標的薬を投薬する前に変異の有無を検査すれば、治療効果が見込まれる患者のみに分子標的薬を投与することができる。

タカラバイオは、インビボ・スクライブ社に対し、2006年7月に同特許に関する日本を除く全世界における独占的実施権を供与したが今回の契約によって、同社は日本国内における、体外診断薬に関する独占的実施権、受託サービスに関する非独占的実施権を獲得したことになる。

【インビボ・スクライブ社の概要】
◇社名 :InVivoScribe Technologies, Inc.
◇代表者 :Jeffrey E. Miller, Ph.D (President & CEO)
◇所在地 :6330 Nancy Ridge Drive, Suite 106, San Diego, CA, U.S.A.
◇設立 :1995年
◇事業概要 :PCR法を用いた検査試薬の開発・製造・販売や検査技術のライセンスアウト事業


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1353479320.pdf