2012年11月22日 | |
デッカーズ・バイエル社長「日本市場で年7%以上の成長目指す」 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:バイエル |
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ドイツのマライン・デッカーズ・バイエル社長は22日都内で記者会見し「日本市場はバイエル全体にとって、ドイツ以外では3番目の売上高を計上しており、今後も最重要市場の一つである」とし、「全事業グループのビジネスにおいて日本は今後も成長が期待できる」と強調した。 日本市場でのバイエルの年間売上高は2011年に21億4200万ユーロで前年比5%台の成長となり、2012年1-9月は16億7900万ユーロと成長を続けている。分野別にみると、ヘルスケア分野が約70%、残りを素材科学と農薬関連が占めているという。 また、デッカーズ社長は「2013年も大きな成長を見込んでおり、2017年まで年平均7%以上の成長を目指す」ことを明らかにした。 具体的には「2017年までに日本市場で売上高を約30億ユーロ(約3300億円)に拡大していく。このために、2013年から2017年の間に合計約5億ユーロを日本市場の開発活動に投資する」と強調した。 |